DigUpとEverythingの違いと特徴

DigUpは、指定したフォルダ内の文書や画像、音声を意味や完全一致テキストで検索し、該当ページや再生位置を開くデスクトップ検索アプリです。

現在のバージョン: Mac版 0.6.1、Windows・Linux版 0.7.0-beta.1(ベータ版)。GitHub Releases の確認日: 2026年10月15日

デスクトップ上のファイルを検索するツールとして、Windowsで動作するEverythingと、マルチモーダルモデルを用いるDigUpが存在します。両者は動作環境や検索対象の扱いに違いがあります。

Everythingの概要

Everythingのサポートページによると、EverythingはWindows向けのファイル検索エンジンであり、ファイル名による検索(filename searching)が案内されています。

DigUpの検索の仕組み

DigUpは、利用者が指定したフォルダ内を読み込み、ファイル名だけでなくファイルの内容を対象に検索します。Google DeepMindのEmbeddingGemma 2を活用し、文脈の意味と完全一致テキストの双方を照合します。

  • 中身と該当箇所の特定: 画像やPDF、文書、音声、動画を読み込みます。検索結果からPDFの該当ページや、音声・動画の該当する再生位置(30秒ごとの区間から判定)を直接開くことができます。
  • インデックス作成: 初回起動時に865 MBのモデルを1回ダウンロードし、選択したフォルダの「最初のインデックス作成」を実行します。完了後は、新しく追加されたファイルのみが読み込まれます。

動作環境と提供形態の違い

  • 対応OS: EverythingはWindows向けのツールです。一方のDigUpは、macOS 14以降のApple Silicon Mac向け(バージョン0.6.1)のほか、64-bitのWindows 10および11、Linux向けにベータ版(0.7.0-beta.1)が提供されています。
  • グラフィックス(GPU)の利用: DigUpはWindowsおよびLinux環境において、最初のインデックス作成時にCPUより高速と判定された場合にグラフィックス(GPU)を使用します。

よくある質問

Windows版のDigUpはベータ版ですか?

はい。Windows版はバージョン0.7.0-beta.1として提供されており、64-bitのWindows 10または11に対応しています。Mac版に比べて利用実績が少ないベータ版の位置付けです。

DigUpはどのようなファイルを検索できますか?

指定したフォルダ内の画像(JPEG、PNG、HEIC、WebPなど)、PDF、テキスト文書(txt、md、docx、odt、htmlなど)、音声、動画を検索できます。ファイル名に加え、文脈の意味や完全一致テキスト、該当ページや再生箇所を特定します。

どちらのツールを選ぶべきですか?

ファイル名検索を中心に行う場合やWindows環境のツールとしてはEverythingが案内されています。ファイルの内容や意味、PDFの該当ページ、音声や動画の特定の瞬間まで探したい場合や、Mac環境で利用したい場合にはDigUpが適しています。